行司

相撲好きはこんなところに注目している!~行事、勝負審判、決まり手…

相撲好きな人は必ず独自の視点を持っていると言ってもいいでしょう。土俵入する前の所作であったり、呼び出しの発声に注目するなんていうのも通の見方です。何を見るかは人それぞれで正解はありません。独自の見方で相撲の凄さを体験してみてください。ここでは簡単に私の感じる相撲の凄さを紹介します。

☆勝負審判の技術が凄い

昔こんなことが言われたことがありました。

「相撲と将棋は、アマはプロには勝てない競技」

将棋に関してはそこまで詳しくないためそこまで言及はできませんが、相撲に至っては全くその通りだと思います。力自慢が力士に相撲を挑んだとしてもおそらく勝てないでしょう。

力士は元々生まれ持った大きな体を(たまに小兵力士もいますが)さらに大きくしてその上毎日過酷な稽古を積んでいるため、ちょっとやそっとじゃ勝てないのです。

そんな相撲にはたくさんの技術が随所で見られます。相撲と言っても力士だけではありません。行事しかり、勝負審判しかりです。

中でも勝負審判の技術は目を見張るものがあります。相撲の勝負でかなり微妙な判定になったとしても行事は一瞬で勝敗をどちらかに決めなければいけません。

そして行事が下した判断に意見したい場合、もしくは確認したい場合に「物言い」がつきます。四方から見ている土俵際にいる審判が手を挙げて協議するのですがこの技術が物凄く高いのです。スローで見てようやく分かるような判断を下し自分の意見を言うのです。

行司

そして物言いがついて協議した結果たいていの場合ビデオ判定した結果と同じになります。かかとが土俵の外についている、どっちの方が早く地面に着いたなど細かいところまで目が行き届いていてそこにプロの技術を垣間見ることができます。

☆決まり手を決めるのが難しい

決まり手が自分で言えるようになったら一人前です。押し出しなのか寄切りなのかまずはそんなところから入って色々な技を覚えていくと見応えがあります。

私は10年以上相撲観戦をしていますが(ながら見で集中してがっつりして見るという事はあまりない時もありますが)、決まり手をよく間違えます。それほど決まり手を決めるのは難しい時があるのですが、これを自分でパッと言えたら面白いですよ。

勝ち負けが決まればどんな決まり手だっていいじゃんと思うかもしれませんが、50年ぶりに出た技なんていうのはフォーカスされます。自分なりの好きな技を知っているのもいいかもしれません。

ちなみに私はやぐら投げが好きなのですが、好きな技を使う力士を好きになるというのもアリかもしれません。

☆残ろうとする意識が高い

相撲好きが好きな力士として、最後まで残ろうとする力士が挙げられると思います。相手から地面に叩き落とされる時、手から落ちるのと顔から落ちるのとではその意識が違います。

もちろん何でもかんでも顔からつけばいいと言うものではないと思いますが、そうまでして目先の一勝にこだわる力士はやはり見ていて気持ちがいいものです。

私が一番印象に残ったのは日馬富士がまだ安馬と名乗っていた頃前宙をして倒れまいとした時のことです。その勝負は結局負けてしまいましたが「この力士来るな(上位にいくな)!」と思いました。そして、いまでは横綱です。横綱になってそういう場面は見なくなりましたが上位力士と言うのは少なからずそういう強い意識があるのだと思います。そのため勝ち星を重ねることができ、相撲好きから支持されていくのでしょう。

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